コミック版・横井小楠
ソチ冬季五輪で盛り上がる中、筆者は仕事の打ち合わせと取材で熊本にいた。一つは横井小楠先生の慰霊祭への出席、もう一つは宇土城の取材である。今回も各方面の方々にお世話になり、熊本にますます愛着が湧く想いで肥後を後にした。
さて、歴史関係の仕事をしているとアジアの歴史にも無頓着ではいられなくなる。人の神経を逆なでするような自国のトップにも憤りを感じるし、いつまでも過去を利用して民のための明るい未来を築けない哀れな政治家にも失望する。小楠先生もさぞや心残りであろう。
今となっては誰もヨーロッパの植民地支配を非難する者はいない。アメリカにはもともと誰が住んでいたのだろう?黒船が来た時に彼らと対等に渡り歩き、西洋の知識と東洋の仁徳を併せて世界平和を説いた偉人が幕末の日本にいたのである。たくさんの人々に知ってほしい。
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