あこがれのフィッシュ・アイ
筆者がカメラに目覚めたのは実は5~6年前のことで、それまでは銀塩の名機ミノルタXD+50mm/F1.4を中学生の時に父から譲り受けたというのにほとんど使わず、押し入れに仕舞い込んでいたという「豚に真珠」「猫に小判」っぷりであった。当時はすべてオートでやってくれるカメラに価値を見出していたので、画質は二の次だったのだろう。
画質を見直すきっかけとなったのが、初代IXYデジタルの200万画素にがっくりと肩を落としたことに始まる。バッテリーの持ちの悪さにもうんざりしていた頃だ。ちょうどこの頃はパソコンを自作していた時で、現像せずに写真をプリントアウトできることがとても新鮮だった。しばらくは我慢して使っていたが、ペンタックスK100Dの発売で一眼レフに開眼したといっても過言ではない。
それからというものFA43mmやDA21mmなどの単焦点をそろえ、望遠ズームなどにも投資し、K20D(屋外)とK-01(屋内)体勢で今に至ってきたが、魚眼レンズだけは未知の世界だった。
漫画を描いていると他の作家が用いる魚眼の構図(奇妙で魅力的な効果)に対して度々うらやましく思うことがあった。いつかそのガイドラインになるようなレンズを手にしたいと思っていたところ、ペンタックスのDA10-17mmがずいぶん安くなっているではないか(もちろん中古だが)!そこで意を決して注文した。結果は買ってよかった!…である。
冒頭の写真はこのフィッシュ・アイで撮影したものだが、あまりにも広角すぎて筆者の足が写ってしまっている。凄いぞ!魚眼レンズ。これでお城や城下、刀剣を構える武将も従来とはまた違った趣で表現できるといいなぁ。
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