お笑い小学生
今、教育の現場で体罰が問題になっているようだが、筆者も一度だけ先生に平手打ちを食らったことがある。それは筆者が小学一年生の時に自分で作った詩をみんなの前で読んだ時のことだ。友達を笑わそうとして途中からギャグを交えた詩だった。当時の担任だったY先生は熟年の女教師で、いわゆる昔ながらの厳格な教育者だ。
筆者が6歳か7歳の頃に50代ということは今もご存命ならかなりの高齢であろう。ふざけた詩は同級生の失笑を誘ったものの大爆笑までは至らず、筆者はY先生に教壇の前に呼ばれた。この時、おバカなお笑い小学生はてっきり先生に褒められると思って意気揚々と教壇の前に立った。そしていきなりY先生の平手打ちが飛んできたのである。Y先生曰く「ふざけるな!」。この哀れな小学生は勢い余って後方に吹っ飛び大泣きした。
同級生を楽しませたい、笑わせたいという欲求はそれから3年後の小学4年生に漫画を描いてみんなに見せるという手法で満たされることとなる。
小学一年生の時の記憶はほとんどないが、Y先生のその時の怒った顔は今でも似顔絵を描けるほど鮮明に覚えている。
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